とうとう本日リリースの少女前線改めドールズフロントライン。通称ドルフロ。
中国産アプリということで、SNSではリリース前からアズールレーンをライバル視した意見が多かった印象。
それらの意見を簡単にまとめると、ドルフロは~
- 世界観がすごい
- 良運営
- 課金要素が少ない
などなど、多方面からアズレンを攻撃していました。版権であれこれあったせいもあり、アズレン憎しな意見が多め。逆にアズレン側の意見はアビスホライズンのときよりも少ないまである。
しかし、
アビスホライズンは艦船の擬人化という目に見える類似点があったことから、対立が起こるのは仕方ありませんが、ドルフロとアズレンはどうあっても別ジャンルとしか思えません。そもそもシステム面の言及が少なすぎる。感情的な対立ではなく、システム・発想の競合が重要な論点なのでは?
ドルフロのシステム
ゲームが競合する上で最も重要なポイントはシステム。例えばアズレンはシューティング要素を加えた戦闘システムで、艦これと同じジャンルかと思いきや全く別のゲームとして遊ぶことができました。その点で考えればドルフロのシステムはアズレンとは全くの別物と考えて良いでしょう。
むしろドルフロのシステムは艦これとあまりにも類似しています。戦闘こそ艦これのお祈り要素を排除していますが、その他のシステムは9割以上艦これと同じもの。
ドルフロは日本で流行るのかどうか
まず国産アプリと比較して課金要素は少なめ。あとは日本の運営対応が良ければアビスホライズンのように自沈することはないでしょう。戦闘もなかなかに親切設計なので受け入れられやすいのが◎
じっくり育成して遊ぶタイプなので艦これユーザーは勿論、ポケモン世代にもウケるでしょう。
ただしそれがアズレンよりも良い悪いは結論付けが不可能。課金を含めシステムが違いすぎます。
まず建造システムは複数の資材を消費する艦これ方式。艦これを遊んだ方なら分かるであろう初期のアレを実行します。戦闘もお祈り排除の艦これ。
また、衣装(戦闘には関係なし)が購入ではなくガチャ形式。
以上のことから、普通に遊ぶのであればそれほど課金は必要ありませんが・・・
今の日本人が普通に遊ぶわけないですよね?
衣装は戦闘に関係ないとかそんなものは全く意味をなしません。必ずマウント前線が行われるため、コンプを目的に動く人がいること間違いなし。個人的な意見ですが、ドルフロでのコンプ厨はオススメできません。
アズレンで新キャラを課金だけでコンプするのに必要な金額は1万前後が目安。国産のガチャに比べて圧倒的に安く済むのがポイント。
対してドルフロは新キャラがテーブル分けされるとはいえほぼ闇鍋。課金ですぐに入手するのがどれだけ無謀なことかは、艦これのアレで考えてもらうと分かりやすいかと。
つまるところ課金要素においてもアズレンと同じ物差しで考えているとトンデモないことになります。艦これのように長く遊んでようやくコンプが無難。
まとめ
ガチャに疲れた日本人にはある程度受け入れられるでしょうが、その後は不明。そもそも2年も差があれば、一定のおま国があるでしょうし、衣装ガチャもかなり厳しい設定。レアキャラの入手もなかなかに難しいのが現状。
そして対立ではなく競合で考えるなら艦これとの関係に注意すべき。日本で浸透するのに重要な同人展開で圧倒的な地位を築く艦これとの折り合いがどうなることやら。
さすがに船ではないから杞憂?