ラノベ黄金期というと皆さんどの作品を思い浮かべますか?
僕は本記事で紹介する「狼と香辛料」が鉄板ではないかと思っています。
(あと好きな作品は文学少女とマリみて)
狼と香辛料シリーズ第1巻は2006年2月に刊行され、2011年7月第18巻にて大団円の完結を迎えました。
もう10年以上前の作品だったんですね・・・
作品概要
行商人ロレンスと麦に宿る狼の化身ホロの冒険譚。
当時のふれこみは「剣も魔法もないファンタジー」だったかと思います。
自身の店を構えることを目標とする行商人ロレンスが、賢狼ホロと共に旅先でのトラブルを解決していく物語です。
当時読んでいたラノベの中では群を抜いて面白い作品でしたね。
特にホロとロレンスの独特な表現での掛け合いが面白く、読者はロレンスと同じ視点でホロが何を言いたいのかが分かりません。ですが物語が進むにつれ知識をつけることで「そういうことだったのか!」となるまでが黄金パターンです。
程よく頭を使う作品ですので、読了後は程よい疲労感を味わえます(^p^)
狼と香辛料は終わらないの?
この狼と香辛料シリーズ、2011年に一度完結しているのですが昨年9月、新シリーズとして「狼と羊皮紙」が刊行されました。(やったぜ!)
さらにそれに合わせて狼と香辛料シリーズの続きとして19巻目Spring Logが刊行されました。ただしこの19巻はどちらかというと短編集の扱いで、ホロとロレンスの旅の締めくくり+「狼と羊皮紙」の補足のような内容でした。
そして今年3月に「狼と羊皮紙」の第2巻が発売。これからはコルとミューリの冒険が続くのかと思っていると・・・
今年5月に「狼と香辛料」第20巻Spring LogⅡが発売されることに(!?)
これはいったい・・・
支倉先生はこれからも「狼と香辛料」を続けてくれると考えてよいのでしょうか?
もしそうなら、これからは2組のお話を交互に読めるということに・・・
ロレンスとホロのコンビは大好きなので執筆してもらえるのは凄くうれしいです。
まとめ
とはいってもロレンスとホロは旅の目的が完結しているので、やっぱり「狼と羊皮紙」がメインになっていくのでしょうね。「狼と香辛料」はあくまでおまけとして、「狼と羊皮紙」のラストにつながってもらえると非常にうれしいかなと妄想しています(^p^)